友達に付き合って

無理やりパソコン屋に行って、2時間も3時間も入り浸る。好い加減にしてほしい(あっちにはあっちの理屈があるんだろうけれど、その理屈はあっちだけの理屈だ)
それはともかく、ニューズウィークのインタビュー特集があった号を読み直した。昭和天皇からペ・ヨンジュンまで掲載されていたのだけれども、マイケル・J・フォックスの記事で不覚にも目頭が熱くなった。マイケル・J・フォックスはアルツハイマー病で、この病気で苦しんでいる人たちのために広告塔としても活動している。そのことが少しだけ出ていたのだけれど、人には人それぞれの使命があって、それを発見するのが人生なのかなぁと思った。人物の人となりに迫るインタビューは面白い。例えばリビアカダフィ大佐は(インタビュー当時)大統領だったクリントンを「心の友」だと語っていたし、芸術家にも「独創性を追及するべき」と言う人と「誰もやったことがないことは、やる必要がなかったことだ」と断言する人もいる。熟考を重ねた上での応答は面白みに欠けるイメージがあるが、熟考を重ねたからこそ人間性が明らかになるということもある。嘘と本当を変えることはできない。一流のインタビュアーはそれを引き出すのだなぁと思った。