『リベリオン』

昨日テレビで放映されていましたね。
クリスチャン・ベール主演のSF映画。第三次世界大戦後の世界は、感情抑制薬と警察力による完全管理体制が引かれていた。主人公は反体制の過激派や芸術品などを破壊するクラリックだったが、感情抑制薬を失ったことで、人間性に目覚めるのだった……という『華氏451』のパクリみたいな世界観の映画なのですが、解っている人には解るこの見せ場だらけの展開はどうしたことだ! というわけで、「銃撃戦の統計学的分析の元、敵の死角に身を置き、瞬時に相手を倒すことで攻撃力を120パーセント向上させる」という噂の超武術ガン=カタが面白すぎました。前、ビデオを借りたんだけれど、改めて観ても面白い。こういうアホな設定を真面目に作り上げる能力があるっていうのは、褒められるべきことだと思う。褒められないのは、犬は助けても、人は容赦なしな価値観か。

リベリオン -反逆者- [DVD]

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